2009年 07月 25日
ポルチーニ・・・・
久保極が仕事場からうれしそうにビニール袋をさげて帰ってきた。中身を見ると巨大なキノコだった。極いわくポルチーニだそうだ。山に自生していたそうである。ポルチーニとはイタリアでは高級キノコで日本ではマツタケのようなものだ。素晴らしい香りと味のキノコである。??????さてこれは?日本ではヤマドリタケというものらしい。去年も食べたが別に死ななかったので今年も食べてみることにした。
久保極がオリーブオイルで炒める。味はまあまあだったが香りはいまいちだった。多分梅雨時で雨が多いので水っぽくなっていたのかもしれない。
翌日気持ちよく目覚めぴんぴんしていた。今年も毒キノコでなくて良かったなあと思う。まあローフーディストになった私は病気の原理がわかったので別にへーきなんだけどね。普通の人はまねしないでね。
翌日、もっときれいなのを採ってきたのでこれはにんにくとパセリを入れてオリーブオイルとあわせてパスタにした。いやーこれはおいしかった。タダでおいしいものが食べれてうれしい。
12年前イタリアへ行ったとき彫刻家のセルジョとピエトラサンタの山の上のリストランテに行った。初めて行く店でセルジョは不安そうだったが、町で一番けちなおじさんが一家を連れて食事に来ていたので私たちは安心してポルチーニのフライを頼んだ。その味はいまだに忘れられない。マツタケなどは比べ物にならない濃厚な味だった。
日本のヤマドリタケはそれとはやはり全然違う味だ。秋のイタリアでポルチーニのフライを食べるのは私の夢のひとつである。
by habezo
| 2009-07-25 17:55
| ヤマドリタケ
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