2014年 01月 17日
2013年見た映画ベストスリー
2013年見た映画を順番に。
- プリズナー・オブ・パワー
- チキンとプラム
- ライフ・オブ・パイ
- アルマジロ
- 塀の中のジュリアスシーザー
- ソハの地下水道
- 最初の人間
- ジャンゴ
- もうひとりのシェイクピア
- シュガーマン
- ハッシュパピー
- 華麗なるギャツビー
- 天使の分け前
- ヒッチコック
- ザ・マスター
- コンティキ
- セデック・バレ
- 欲望のバージニア
- エリジウム
- バーニー/みんなが愛した殺人者
- 大統領の料理人
- もうひとりの息子
じゃーん、今回のベスト1は
バーニー/みんなが愛した殺人者です。ジャック・ブラックの演技が最高!バーニーみたいな社員、葬儀社だけでなくてどこの会社の社長さんも欲しいはず。シャーリー・マクレーンのいけずなばあさんもよかった。これは実話なので、その街の住人のインタビューが挿入されているのだが、その市井のアメリカ人の絶妙なユーモアのセンスにアメリカの底力を感じた。必見!
ベスト2はセデック・バレです。背が高くなくても足が短くても声が高くても最高にカッコ良かった頭目のモーナ・ルダオ役を演じたリン・チンタイにしびれた。久しぶりに東洋のかっこいいおじさんをみたなあ。本職は牧師さんだそうだけれど。私たちが『文明』と思っているものは実は『文明』でもなんでもないことを教えてくれた映画。死ぬことを恐れないセデック族。本来、東洋人は死を恐れない誇り高い民族だったのではないかな。
ベスト3はチキンとプラム。とってもシュールで夢のように美しい映画だった。私も主人公のように死ぬときは自分で決めて死んで行きたい。主演のマチュー・アマルリックはフランス人らしくて私がとても好きな男優さんです。
今回の特別男優賞 レオナルド・ディカプリオ。ジャンゴの悪役楽しそうだったし、華麗なるギャツビーのギャツビー役も一生懸命でとても頑張っていた。彼の欠点は甲高い声なんだけれど、きちんとボイストレーニングすればいいのになと思う。もう少し年取るとよくなるかも。次回作に期待。
今年ショックなのはへんこのおじさんの映画館が各種割引が200円上がって1200円になること!猫のえさ代と思ってあきらめる〜。映画は文化です。行政の人たちしょうもない箱もの作るのやめてこんな映画館へ資金導入してくれー。