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ガンになる理由

私の母親はお酒も飲まないのに肝臓ガンになり59歳で死んだ。多分5年ぐらいはガンを患っていたと思う。本当に調子が悪くなり病院へ行ったときはもうすでに手遅れだった。

私は自分が母親の死んだ年齢に近づくにつれ、母親がガンになった理由を考えてみたりする。まず、母親は夫が『気に入らなかった』し娘(私と姉)も『気に入らなかった』。母親が本当は結婚する予定だった相手は戦争で死んだ。それで男性が少ない時だから、相手が気に入らなくても結婚するしか仕方がないと思い込んでいた(他の生き方は思いつかなかったし、思いついていたとしても実現出来なかった)。そうこうするうちに、ためにため込んだ『気持ち』がガン細胞と化したのだろう。

さてはて。ぺんぎんさんと言う方のブログはとても有意義な情報が満載なので好きでよく読んでいるのだけれど、ちょっと前に書かれた「がんを治すには人生のモード転換が必要です」がとても良かったのでリンク貼っておきます。

この中の市会議員の江口友子さんと東大の先生の安冨歩さんの対談が、ぺんぎんさんが書かれていたように本5冊ぐらい読んだ値打ちがあった。この市会議員の江口さんは乳ガンになり普通の治療をしていたのだけれど、このままではまずい!と気がつき、ローフードやっている人たちならよく知っている「西式甲田療法」を実践してよくなる。この辺のお話がすごくおもしろかった。江口さんは若くてキュートできちんと思考出来る人でこんな市会議員さんもいるのだなとびっくりした。安冨歩さんの著書は読んだことがなかったのだけれど、わかりやすい喋りかたといい、切り口のよさといい、一度読んでみようという気になった。安冨歩さんの授業はネットで受けれるみたいで、今の時代、勉強する気があれば東大の先生の講義も聞けるのですね。

そう、ガンになるのはガンになる方が都合がいいからなるのかも。
私の母親も最後はパイナップルが食べたい(台湾生まれだったので)とか祖母の作ったそうめんが食べたいとかいろいろなことを言って、そのたびに周りの者達はしたがった。もっと元気なうちにそんなこと言っておけばよかったのにね。

今の私の生き方なんて、死んだ母親には想像もできない生活だろう。何の経済的な基盤ももたない彫刻家と暮らしていて、それなのに、カンケーも無いおじさんが毎週ご飯を食べにきたり、一度も会ったことが無い外国人が泊まりにきたりとか。

でもね、私はガンにはならないのだ。だってガンかどうか調べないもん。なによりガンがあるかどうか調べている時間もお金も私にはないもん。パイナップルは好きでしょっちゅう食べているしね♡


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Commented by ぺんぎん at 2014-07-16 18:34 x
こんにちは〜。
ブログご紹介下さって、ありがとうございます。
お母様のお話し、とっても切なくて、胸が詰まりました。

カンケーない人が泊まりにきたり、知らない外国人が泊まりにきたり、ってこと、ありがちです。不幸なことに最近そういう余裕とゆとりが無くなりつつあって、寂しい限りです。
あ、ヘンな人を家に連れてくるのは、だいたいわたしで、連れ合いじゃないかな?

矢作直樹さんによると、病気の人が亡くなると、魂はとても気持ち良くなるんだそうです。お母様はきっと安心してみまもってらっしゃいますよ。

わたしの両親は健在ですが、今日遊びにきてくれた友達はもうご両親を亡くされているので、わたしが親のことで不平を言うと「生きてるんだからいいじゃない、」と言われて、もう何も言い返せません。
どうしようもないオヤジサマもろくでもないワタシも、生きてるだけでいいんですよね、きっと。
Commented by habezo at 2014-07-16 19:51
ぺんぎんさん、コメントありがとうございます。

そうですね。母親とはいろいろありましたが、今はもういっかと思えるようになりました。
でも、自分の気持ち次第でもっと楽しく生きられたのになと、たまにかわいそうになります。

人間ほんと生きてるだけでもうけもんですね!
すぐに忘れてしまいますが、死んでしまうとおいしいものも食べれないし、きれいなものも見れませんものね。

ぺんぎんさんの家にいろいろ人が来られるのは、きっとほんわかした素敵なぺんぎんさんの『気』が漂っているからだと思います。

私とは藤原新也さんのサイトでご一緒ですね。
これからもぺんぎんさんのブログ楽しみにしています!

by habezo | 2014-07-15 14:47 | 健康 | Trackback | Comments(2)