2018年 01月 13日
世界の夢のパン屋さん
寒いし、元気がでる本の紹介ということで、
「世界の夢のパン屋さん」
これはとにかく写真がきれいでパン屋さんが素敵でめちゃ楽しい。
この中で気になったのが電気を一切使わない回転式の新窯で、伝統的なガリシアパンを焼き上げるスペインマドリッドのパン屋さん「Museo del Pan Gallego」毎朝、薪オーブンに火を入れるところからパン焼きを始めるそう。スペルト小麦のパンなど伝統的なパンがめちゃ美味しそう。
それとパリ13区にある「Boulangerie I'Essentiel」これは店主のパン屋さんを始めたストーリーに惹かれた。なんと12歳の時に中学の社会科研修で3日間パン屋さんのインターシップに行くことになり、自分の天職がパン屋さんと知ったそうです。中学時代は週末はパン屋さんでアルバイトし、14歳から21歳まで職業育成制度でフランス中のお店を移動しながら修行したそう。その店主のアントニーさんが焼く「パン・グルモン」はピスタチオをとアプリコットを使ったきれいな緑のパン。うーーん食べてみたい!
もう一つ「Pasteleria Mallorca」これはクリスマスの宝くじを当てて、その資金を元手にマドリッドに進出したパン屋さん。マヨルカ島の伝統的な菓子パン「エンサイマーダ」をスペイン本土の人に提供したいとお店の名前をマヨルカにしたそう。お店はデパ地下みたいにパン以外の食材も買えておしゃれ。スペインだけで14店舗もあり、日本、メキシコと出店しているそう。宝くじを元手にパン屋を世界展開しているのならとても素敵。
この本にはグルテンフリーだけのパン屋さんとか、1020年以上も前から受け継がれてきた酵母で焼いているパン屋さんとか、まさに夢のパン屋さんがいっぱい載っている。パン屋さんはヨーロッパに限定されているが、お店の作りやパンの並べ方それから値段(私は虫眼鏡で値段を拡大して見た)など実に興味深い。パン屋さんを始めたい人にはとても勉強になることでしょう。
見終わったたら、パン屋さんにパンを買いに行きたくなる本です。私はパンを焼いちゃったけど♩
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by habezo
| 2018-01-13 15:22
| 読書
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