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鍋貼 鍋焼き餃子

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雨が降って寒い日曜日、とにかく気が滅入る。こういう日は本(イスラエル・ロビーとアメリカの外交政策)を読んでも頭に入ってこない。まあ読んでいる本が楽しい本でないというのもあるのだけど。外に散歩にもいけないし、桜も見れない。鬱々として過ごすとせっかくの休日を棒に振ってしまう。で、何をするかというと私は料理を作る。それも手の込んだものを作る。

今日は鍋貼ー中国語でグオティエー鍋焼き餃子にしよう。レシピは以前のBのページにあげてあるよ。http://www004.upp.so-net.ne.jp/babezo/gyouza.htm
今回は冷蔵庫にニラがあったのでそれを入れる。オイスターソースを少し加える。皮は強力粉だけでなく薄力粉も1/4ほど混ぜる。ええと薄力粉を入れると皮が少し柔らかくなる。それからラー油を手作りした。キムチを作ったときの赤唐辛子の粉があったのでそれを大匙2杯、水を大匙2杯、花山椒少々とねぎ少々を150ccぐらいのて熱した綿実油に入れて作った。水を入れるのは焦げないようにするためです。そうそううちではこの玉絞りの綿実油を使っているのだがこれがめちゃおいしい。価格は普通のサラダ油の何倍もするがそれだけの味だ。昔は油はぜんぶこの玉絞りで作っていたのでさぞかしおいしかったと思う。今は機械でしかも薬品を使い油を抽出するのである。

包むのはひだをつけないので簡単。両端をとじないでおいて肉汁が流れるようにするのがコツ。小麦粉を水で溶いたものを流し込んでこの肉汁と合わさったクレープ状のぱりぱりのものを作る。うちはすき焼き鍋で焼く。しっかり焦げ目をつけて出来上がり。中国の黒酢と自家製ラー油と少しだけしょうゆをつけて頂く。

この日のメニューは
ピータン、トマトの薄切りと庭のコリアンダーをそえて。
白菜のオイスターソース炒め。
小松菜胡麻和え。
鍋貼。
飲物はギネスの黒を普通のビールと合わせたハーフ&ハーフ。
それでうちは餃子の時は中国式にご飯は食べないよ。日本に来た中国人が一番驚くのは餃子とご飯をみんな一緒に食べていること。餃子は中国では主食です。だから皮はあんまり薄くしない。薄くてぱりぱりの皮は日本独自のものだと思う。

鍋貼とハーフ&ハーフでモヤモヤした気分はどこかへ消えていた。
by habezo | 2008-04-01 10:48 | 料理 | Trackback | Comments(0)