2012年 05月 10日
フランス大統領選挙
それで、フランスの友人からメールが来ていたのだけれど、少し引用させてもらうことにする。
>今回も投票率が80%を越えていました。下宿先で投票の登録をしていない
元教え子たちが、グルノーブルやトゥーレーヌ地方からわざわざ投票に
帰ってきてました!日本の若者に比べると政治参加意識が強いですね!<
投票率はなんと80・5パーセント!
そして友人の教え子たちは何100キロも離れたところから投票のために戻って来ているそうである。知り合いの画家夫妻は投票所が閉まる18時までにニューヨークから戻ってきたそうだ!
>それから白票をわざわざ入れに行く人たちもいます。
それは、いずれの候補にも入れたくない、意思表示として
カウントされて公表されます!<
トレビアン!素晴らしい!日本でも是非まねしてもらいたい。
さすが革命を起こしたフランス人。世界のブランドというだけのことがあるなとつくづく感心した。
かたや、我がニッポンでは政治の話しはタブーである。それだけならまだしも、選挙となると知り合いに頼まれたからとわざわざ投票所に足を運ぶ。私がこの地方都市に来て一番驚いたのは、会社で就業時間中に会社が推す特定の候補の投票のおねがいの電話をかけたりしていることだ。いやこの地方都市だけでなくニッポンではこれはフツーのことなのだろう。
民主主義とは何億光年も離れたところにあるこの国で『自分自身の考えを持った個人』として生きるのは至難の業である。
シャネルを着るだけでなく「自分の思考が無い」ということがどんなにかっこわるいことかたまには考えてみてもらいたなと思う。
by habezo
| 2012-05-10 15:09
| 政治
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