2018年 08月 03日
プラド美術館展へ
またまた37度とかある日、青春18切符で神戸まで。行き先は兵庫県立美術館のプラド美術館展。
朝、早くに自転車で家を出て駅の駐輪場へ自転車を入れる。すると、同行していた久保極が
「あんた、なんやそれ」
と言う。
あちゃー、朝起きてから、前後に腕をぐるぐる回すのが最近の私の習慣なのだけれど、その時に「ヒモトレ」と言ってロープをたすきがけにして、運動しているのである(ヒモトレについてはまたの機会に)。朝、バタバタしていたのでヒモを外すのを忘れていました、、、、、、、、
「あほちゃうか」
と言われ
「でも、ここに来るまで気が付かへんかったやない。私のことなんも見てないんや」
と応酬。
まあ、神戸までヒモを巻いていかなくてよかった〜
この晴れの国から神戸まで鈍行へ乗っていくと、急に言葉が関西弁に変わるところに来る。まあ、ここがいわゆる関所ですね。関西との文化圏を隔てている。で、私たちは元は関西人なので関所を超えるとなぜか気分が良くなるのである
灘まで電車に乗り、そこから歩いて兵庫近代美術館まで。
平日なので、比較的空いていて、ゆっくり作品を見ることができた。ベラスケスの作品を身近で見るのは初めてであったが、顔とかが微妙にピントが合っていない感じに描かれていて、それが離れて見ると絶妙のバランスなのである。これがベラスケスの凄いところなのだな。ちなみに久保極はプラド美術館へは20代の時行ったそうです。
美術館は寒いぐらい冷房が効いていたが、外へ出るとめちゃくちゃ暑い
きれいな海があるのだけれど、安藤忠雄先生の建築ではコンクリートの「壁」が邪魔をしていて、海がよく見れない。カフェもあるのだが、「壁」があるので海などろくすっぽ見れない。安藤忠雄先生は「偉大な建築家」の設計した「壁」の方が海よりもずっと素晴らしいと思っていられるのであろう
またてくてく歩いて灘の駅まで。ところがこれが上り坂でお昼になり日差しは殺人的でもう死にそうになった神戸で生きていくには坂が多いので、足腰がよほど丈夫でないと無理である。コンビニへ行くのも車に乗る晴れの国の住民は住むのは無理ね。
とりあえず、お昼をいつもの黄老へ行って海鮮焼きそばとかを食べて、そのあと買い物。バーゲン価格で久保極の仕事用のパンツを2本買った。以前の私なら、安くなっていると思い、すぐに服とか買っていたのだが、ミニマリストになってから、すごく考えるので滅多に服は買わなくなった。
そのあと、少し海岸通りを歩いた。この辺りが神戸では一番好き古い建物がまだ残っている。
痛いぐらいに晴れている。レトロなビルのカフェへ入ってコーヒーブレイク。ビルの中は涼しい。
とにかく、その日は暑かった。少し歩いただけで汗びっしょりになる。水分取らないと熱中症になるかも。
ケーニヒスクローネでメロンパンみたいなのを買ったり、ビゴさんの店でパンを買ったりして、最後にクラフトビールを飲もうと決めていたスターボードへ。ここではお店でビールを醸造している。
よく冷えていたビールが実に美味しかったピリッと酸味が効いていて爽やか
キッシュみたいな形のピザ。きのこと海苔。これもとても美味しかった
ビールを飲んでやっと生き返った
帰りの電車では二人ともぐったり疲れて寝ていました、、、、、、、
帰り着いてゆっくり自転車を走らせていると、空には見事なオレンジ色の満月がぽっかり浮かんでいた
抽象彫刻と言葉 分割された球 こちらもupしました。
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by habezo
| 2018-08-03 10:52
| おでかけ
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