2012年も沢山映画を見た。やっぱり大きなスクリーンで見る映画は感動も迫力も何もかも違う。映画は私にとって最大の娯楽かな。
2012年見た映画を順番に。
1・明日のパスタはアルデンテ
2・ゴモラ
3・ドラゴンタトゥーの女
4・ウィンターズ・ボーン
5・善き人
6・ヒューゴの不思議な冒険
7・戦火の馬
8・シャーロック・ホームズ シャドウゲーム
9・マリリン・モンロー7日間の恋
10・ヘルプ ー心をつなぐストーリー
11・アーティスト
12・そして汽車はふたたび故郷へ
13・王朝の陰謀
14・シェイム
15・私が生きる肌
16・孤島の王
17・ルート・アイリッシュ
18・捜査官X
19・決闘の大地で
20・ブラック・ブレッド
21・ル・アーブルの靴みがき
22・コナン・ザ・バーアリアン
23・ロボット 完全版
24・クーリエ
25・トータル・リコール
26・ミッドナイト・イン・パリ
27・オレンジと太陽
28・最強のふたり
29・スカイ・フォール
30・危険なメソッド
ベストスリー
1
・シェイム
美しい映像それから映像にぴったりとあった音楽、そしてストーリー。まさにパーフェクト!マイケル・ファスベンダーの演技も渋かった(危険なメソッドのユング役も最高でした)。キャリー・マリガンが歌う「ニューヨーク・ニューヨーク」も忘れがたい。主人公のブラントンはニューヨークに住み一番トレンディな生活をしているはずなのに彼の生活がなぜかもう古いものに思えたのも不思議だった。ラスト、一皮むけたようになって地下鉄に乗っていたブラントンの表情が実に印象的。
2・
最強のふたり
とにかく見ていて楽しかった。階級社会である欧州ではクラスが違うふたりが、あのように意志を通じ合えるのはミラクルなのかな。ドリス役のオマール・シーの演技が素晴らしかった。アース・ウィンドウ&ファイアーの「セプテンバー」が最高に効いていた。
3・
孤島の王
ノルウェーの孤島の少年刑務所であった実話の映画化。映画にした監督の力量に敬服します。寒々としたバストイ島の風景が実に魅力的。物語の力で生き延びるシチュエーションに惹かれた。
番外
これはスカイ・フォールにするかロボットにするかコナン・ザ・バーバリアンにするか悩んだ。
で、
コナン・ザ・バーバリアンに決定。10代で私が引きこもっていた頃、むさぼるように読んでいたのがコナンシリーズだった。たったひとりで誰にも頼らずに自分の力だけで生きていく自由なコナンに、とても助けられていたのだと思う。映画はワイルドなコナンもなかなかだったし、ボブ・サップも出ていて楽しい。
映画批評では点数をつけたり、☆の数で評価したりというのがあるのだが、私にとっては?である。40点なんて点数を平気でつけている人がいるがそんな映画を見に行ったあんたが悪いと思ってしまう。
映画評論では故淀川長治さんのことを思い出す。TVを見ていた頃の私にとって日曜洋画劇場は大きな楽しみのひとつだった。映画があきらかにいまいちだった時、淀川さんは後の解説で「この男優さんは大変なハンサムで」と俳優さんの容姿をほめたり、「この女優さんのおばあさんは歌手の○○さんで」と俳優さんの経歴を教えてくれたりして、映画そのものを決してけなすことはなかった。映画に対する敬意と愛にあふれていたからだと思う。
私は自分でお金を払って見る映画は、下調べをしてから行くのでがっかりすることはない。1年間で30本。お金にしても3万円。フレンチやイタリアンは自分で作るし焼き肉も食べないし、それぐらいのお金はいつもなんとかなる。時間は10代の頃から私にはなぜかいつもたっぷりあった(賜物だそうだ)。
今年も沢山映画を見て私の資産を増やします。